第6回アンケート 巡礼の年第2年「イタリア」(S161)・同補遺「ヴェネツィアとナポリ」(S162)

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2006/12/30

回答受付期間:2006/06/25〜2006/12/30

 前回の「巡礼の年第1年『スイス』」に引き続いて、第2年「イタリア」と第2年補遺「ヴェネツィアとナポリ」を取り上げました。10曲それぞれに対する評価を0点から30点まででつけていただきました。

 第2年「イタリア」は、全7曲から成る曲集です。イタリアでリストが出会った芸術作品に触発された作品が収められています。第3曲「サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ」はボノンチーニの歌曲からの編曲、真ん中にある3つの「ペトラルカのソネット」は自作の歌曲からの編曲です。最終曲「ダンテを読んで――ソナタ風幻想曲」は、「巡礼の年」全体の中でも最大の大曲です。
 第2年補遺「ヴェネツィアとナポリ」は、3曲から成り、3曲連続で弾くことが意図されているそうです。いずれの曲もイタリアに関連のある旋律に基づいています(第1曲はペルキーニ、第2曲はロッシーニ、第3曲はコトロー)。

名前第1曲第2曲第3曲第4曲第5曲第6曲第7曲補第1曲補第2曲補第3曲
小鉄さん25201030303030251030
圭さん30201230303030241230
Arai Takahikoさん30201030303030251030
HSKさん83122817251813521
そこら辺の人さん11519010282225730
まりあさん30101530303030251030
Pocoさん200103030303010030
雅明さん29003030303020030
加代子さん25151029303030201030
ヨクトさん2225253020
扇沢秀明さん30151530303030251530
シギさん27310172314225730
ろば〜とさん30003030303010030
I love lisztさん15101520201530202025
桜さん30333030303023330
佐藤 美和子さん2920103030303020030
LOM24231922273026251629
平均23.813 11.188 10.067 26.267 26.563 27.467 27.000 20.667 7.267 28.500


 平均で、「タランテラ」>「ペトラルカのソネット第123番」>「ダンテを読んで――ソナタ風幻想曲」>「ペトラルカのソネット第104番」>「ペトラルカのソネット第47番」>「婚礼」>「ゴンドラを漕ぐ女」>「物思いに沈む人」>「サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ」>「カンツォーネ」の順でした。


 今回は複数の曲に同じ点数(特に最高点の30点)をつけている方が多く、みなさんの思い入れの深さが伝わってきましたが、その分アンケートの結果としてはやや面白みに欠けるものとなったかも知れません。


 以下、各曲へのコメント等を紹介します。(平均点で順位をつけていますが、30点が多いため、第5位まではほとんど点数の差はありません。)


 第1位は、「ヴェネツィアとナポリ」第3曲「タランテラ」になりました。17人中なんと13人が30点を与えています。
 「リストらしいヴィトルオーソ的な表現が素晴らしいし、イタリアの華やかな音楽を見事にピアノで表現しているので、リストの天才性が見える曲だと思います。」(桜さん)/「リストらしさが万全に出たすばらしい作品だと思いますね。Aの劇的な激しさや、Bはカンツォーネらしさを出しながらも華麗に修飾している所がなんともいえません。そして怒濤のコーダ。傑作ですね。」(ろば〜とさん)/「狂ったような冒頭はあまりにもかっこいい。イタリア風の主題はリスト風にデザインされ、カンツォーネの部分も、パッセージで華麗になっています。このようなドラマティックなタランテラはあまり聴かないですし。ショパンやバラキレフは最後まで同じ速さで弾かれるのに対して、この曲は変化があって面白かったです。」(佐藤 美和子さん)/「こんなにも感情が変わっていくタランテラは珍しいと思います。これからまた新たな展開があるかとわくわくしながら聞ける作品ですよ。」(雅明さん)/「自分がリストに夢中になって以来、この曲のような豪快で素晴らしい曲はなかったのであまりの素晴らしさにショックを受けていました。」(扇沢秀明さん)/「もっとも好きでよく聴いています。暴走したかのような冒頭の旋律も、中間のカンツォーネの明るさも本当に素晴らしく、リストの天才性を感じさせる素晴らしい作品ですね。」(加代子さん)/「かっこよく、美しく、楽しいのですが、どうも散発気味に感じられます。」(HSKさん)


 第2位には、3つのペトラルカのソネットから、「ペトラルカのソネット第123番」(「イタリア」第6曲」)がきました。30点が12人です。
 「この曲は本当に素晴らしいノクターンになっています。「コンソレーション」にも通じるような美しい、切ない響きが綺麗です。」(ろば〜とさん)/「言葉で言い表すにはもうどうにもならない感じの美しい夜想曲だと思います。」(雅明さん)/「フワッとしたようなよい感じの響きの序奏が素敵な曲です。全体的にショパンを思わせる静かな切ない曲になっていますが、リストらしい華麗なカデンツァが花を添えていて、リストの小品としては十分評価できると思います。」(桜さん)/「可憐な美しさに包まれた味わいのあるノクターンです。優美な旋律はショパンと聞きまごうような魅力があるものの、華麗さはやはりリストですね。」(圭さん)/「私がまだ小学生のときに聞いた曲でした。なんだか夢の中にいるようで、温かい愛が溢れているような愛らしい作品だと思っていました。改めて聴くと、大人の愛が溢れていると感じさせるような色気のある旋律だと感じられるようになりました。」(まりあさん)/「この曲は主にノスタルジックな感情を表しています。遠い日の思い出を懐かしんで、未来へ向かっていくような感じの曲ですよね。」(Arai Takahikoさん)
/「メロディが高く澄んだ歌声のよう。もう会えなくなってしまった人への思いのように美しく、安らかな気持ちにさせてくれる曲だと思いました。」(佐藤 美和子さん)/「不思議な魅力に溢れていますが、47番にはかなわないように思います。」(HSKさん)/「冒頭が好きですが、それ以外はあんまり…」(シギさん)

 「イタリア」第7曲「ダンテを読んで――ソナタ風幻想曲」第3位にきました。30点を与えたのは13人でした。
 「冒頭の天地に異変が起こったかのような、恐ろしい響きがなんともいえないですよね。信じられない位暴れまくっていて巡礼の年唯一の大曲。単独で演奏しても素晴らしいものです。ピアノ演奏という行為を本格化した作品だと思っています。」(小鉄さん)/「曲集の中ではやはりダンテは特別な存在です。」(ヨクトさん)/「リストの最高傑作だと思います。ただ激しいだけでなく、やさしさや、優美さを表現したところもあり、全体的に変化の激しさに圧倒されてしまいました。」(桜さん)/「ダンテの思想を見事に描いた作品になっていて、ダンテはリストにとっていかに大きな存在であったかがわかるようなところが素晴らしいと思います。」(圭さん)/「長い曲ですが、全然単調にならず、いろいろな旋律や感情が次から次へと表れてくるところが好きですね。情熱だとか、憧れだとかそういったものを感じることができますね。」(まりあさん)/「最初の方に出てくる地獄の凄まじい描写には毎回圧倒されますが、それを過ぎるとどんどんだれていきます。最後また盛り上がる部分は良いですが。前稿での不器用さを引きずってしまっているように思います。」(HSKさん)/「有名ですが好きじゃないです。確かにカッコいいとは思うのですが、長すぎるし、終わり方が納得できない。」(シギさん)

 第4位「イタリア」第5曲「ペトラルカのソネット第104番」です。30点が11人。
 「優しいけれど、どこか情熱を秘めているかのような不思議な曲ですね。そして、やりきれない表情を浮かべたような終わり方も素敵だと思いました。」(扇沢秀明さん)/「ビードロのような繊細さと炎のような熱情が交互に表れる様で素敵です。」(加代子さん)/「かなり強い印象のある曲だと思います。美しくも熱く歌われるメロディが素晴らしい出来だと思います。」(雅明さん)/「あまりの美しさに涙が出ました。何度聞いても素敵な世界に誘ってくれるような、夢見るような美しい作品ですね。」(匿名コメント)/「この曲で現れているのは、情熱、嘆きといった感情だと思います。歌い方はショパンに似ていると思っていましたが、ショパンよりも熱い思いをこめていると思いました。」(Arai Takahikoさん)/「全体的に情熱を感じることができる優美な旋律と、気分の高揚が素晴らしい。しかも、最後の消えるような美しい終わり方も素敵です。」(圭さん)/「儚さと脆さが溢れ出た感じですね。聴いただけで感傷的になってきます。」(シギさん)/「迫力ある歌で私を魅了して止まない曲です。私が始めてリストの美しさに気づいた曲でした。」(佐藤 美和子さん)/「情熱的過ぎて少し下品に思えます。そのような気分のときに聴く曲でしょう。」(HSKさん)

 第5位「イタリア」第4曲「ペトラルカのソネット第47番」、30点が11人。
 「一番好きです。広がるような序奏、美しいメロディのフルコースといったソネット部と言い、贅沢すぎる魅力に溢れた曲ですね。曲としてのまとまりが感じられないので満点にはできませんが。」(HSKさん)/「非常に気品のある夜想曲です。リストらしい甘さがあって本当に素晴らしい仕上がりだと思っています。」(桜さん)/「この曲の冒頭には驚かされました。リストらしいファンタジックな響きと、甘さがブレンドされていてとても素敵な作品ですよね。」(圭さん)/「歌曲の編曲とは思えない美しい曲です。見かけは、サロン風な小品に聞こえますが、実際には、イタリアの詩人の感情をそのままピアノで表現したかのような不思議な曲です。この曲は、主に、憧れや夢、といった快楽的な感情を表していると思います。」(Arai Takahikoさん)/「涙にくれるような切ない響きがなんともいえない、それでいてとてもあったかい曲だと思いました。」(扇沢秀明さん)「電光のような輝きを持った出だしが素敵です。歌曲の編曲だそうですが、機械の動きのような伴奏に乗ってメロディが歌われる感じがいかにも編曲だなぁって思いました。確かにとても綺麗なメロディで好きですけれど。」(加代子さん)/「メロディーラインが綺麗ですが、自分の中での印象はあまり濃くない曲です。」(シギさん)

 ここまでで「イタリア」は、最初の3曲を残して出つくしてしまいました。


 第6位「イタリア」第1曲「婚礼」です。6人の方が30点を与えています。
 「とても癒される曲だと思います。特に後半のQuasi Allegretto mossoの部分からはドビュッシーのアラベスクを先取りした音形が出てきて天使が祝福しているかのような雰囲気になるところがとても素晴らしいなと思いました。神聖で、古代ローマの神殿のような色彩のある美しい曲です・・・。」(ろば〜とさん)/「19世紀最大のピアノ演奏者としての作品ではなく、むしろ印象派につながる斬新な響きを求めた作品であると思います。特に後半のクライマックスが、ドビュッシーへの道を感じさせるペンタトニックの伴奏を用いていて、非常に斬新です。」(小鉄さん)/「洗練された美しい響きの中に宗教的なものが感じられるとても心安らぐ曲だと思います。盛り上がり方も素晴らしく、細かい音符はほとんどないのにリストらしさが大いに出ていると思います。」(雅明さん)/「気分の高揚する部分もありますが、全体的に落ち着いた味のある作品です。「詩的で宗教的な調べ」にも通じる厳かな静けさが魅力的で、じっくり旋律を味わいたい曲のひとつです。」(圭さん)/「リスト特有の派手さは見られないものの、宗教的なものを感じさせる美しい響きが印象的な曲だと思います。印象派を先取りしたかのような曲に仕上がっていて、もう、天国的な瞑想に浸りながら聞けること間違いなしだと思います。」(匿名コメント)/「昔、婚礼のあった教会を見渡しているかのような雰囲気の宗教的な調べで好きです。鐘の音を模したような低音の響きと、天使の歌声のような高音部の調和がリストらしく美しい。」(加代子さん)/「リストにしては八分音符までしかないので、あまりリストらしい華やかさはありませんが、非常に深い感情を持っていて大好きです。」(まりあさん)/「美しいと思いますが退屈です。しかし後半のアラベスク部はピアノが最も美しく響く瞬間ですね。」(HSKさん)


 第7位「ヴェネツィアとナポリ」第1曲「ゴンドラを漕ぐ女」。以下の4曲は30点にした人はいませんでした。
 「全体的に静かな舟歌で、瞑想的な繊細な響きがとても印象的な作品です。疲れたときなどに聞くと癒される曲だと思っています。」(圭さん)/「結構繊細な感じで平和な響きがありますね。女性のイメージがとても素敵です。」(まりあさん)/「なんかフォーレのバルカローレのような雰囲気ですね。リストにしては珍しい感じで新鮮です。」(シギさん)/「わずかな音で水の動きを表した優雅な響きが好きです。一番シンプルな美しさを持っている作品です。しかし、残念ながら間奏曲のような感覚でしか楽しめない。」(小鉄さん)/「この曲をはじめて聴いたとき、体中がスーッと冷たくなり、体が軽くなったような何とも言えない良い気持ちになりました。浮かぶゴンドラの中で、休んでいるかのような清涼感を与えてくれる小品だと思います。しかし、ただスーッと冷たくなったような気分になるだけで、曲全体に熱いのがあまり出ていないのでこの点数です。女性的な繊細さを表現したかったのかもしれませんが。」(桜さん)/「BGM用ですね。美しいですが進んで聴く気はしません。」(HSKさん)/「のんびりした響きが素敵なのですが、ちょっと単調な感じがします。」(雅明さん)


 第7位と第8位との間に、9点もの点数差があります。ここから先は人気の低い3曲ということでしょうか。

 第8位「イタリア」第2曲「物思いに沈む人」
 「幻覚・妄想に取り付かれたような不思議な感じのする曲で、暗さの中にも救われるような美しい和音が出てきてリストらしい響きの曲だと思います。」(圭さん)/「少しロマン派沿いですが、和声的には現代音楽を思わせる複雑な転調を繰り返す点は、やはり注目すべき点です。この曲を素敵とはいえないにしろ、リストの和声の使用法に驚かされると思っています。」(小鉄さん)/「何も考えられない、あまり動かないでいるような生物のような暗さを持っています。しかし、あまり私はこのような曲を好みません。絶望的で、リストには珍しいブラックな表現は、結構面白いと思うのですが。」(桜さん)/「この曲は非常に暗いイメージを持っています。しかし、その暗さは、ただの暗さではなく、リストが思い描く意味のある暗さです。その暗さは、非常に宗教的なものでもあり、失恋の苦しみを芸術に昇華させたゲーテ的な暗さでもあります。暗さの中に隠された花がある曲だと思います。」(Arai Takahikoさん)/「嬰ハ短調のどす黒い響きが好きになれません。ただ、リストらしい暗さがある曲だと思っています。」(ろば〜とさん)/「暗くて、あまり印象に残らない曲だと思います。」(シギさん)/「一回聞いただけでこの曲を嫌いになりました。せっかく前曲の天国的な瞑想に浸っていたのに奈落の底に突き落とされたかのような気持ちになりました。」(匿名コメント)

 第9位「イタリア」第3曲「サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ」
 「前曲と対照的で、屈託の無い明るさですが、本当に屈託が無いです。リストらしさは皆無ですね。もう少しスケルツァンドであれば途端に好きになりそうな曲です。」(HSKさん)/「イタリアの有名な歌謡曲の編曲ということで聴いてみましたが、明るいさわやかな曲でした。イタリア的な陽気な曲ですが、輝きがあまり見られず聴いているうちに飽きてしまいます。」(圭さん)/「行進曲風の歌曲をそのままピアノに当てはめたような簡単な編曲になっています。その単純さのためか、聴いていてなぜか、はずかしいのに気持ちいい気分になってしまう曲です。リストらしいユニークな曲ですね。でも、好きではないのです。」(桜さん)/「歌曲をそのままピアノソロに編曲しただけに過ぎない曲なので好きではありません。リストならもう少し派手に編曲できたはずです。」(ろば〜とさん)/「明るいですが深みがないのであまり好きではありません。」(シギさん)/「明るくて旋律もよく、リストの明るい面を持つ曲として活躍しています。しかし、自分が初めて聴いて以来、たいした展開がなかったのでショックを受けました!!」(扇沢秀明さん)

 そして第10位は、「ヴェネツィアとナポリ」第2曲「カンツォーネ」でした。
「単純な曲ですが、この曲集に重要な曲だとは思います。」(佐藤 美和子さん)/「神秘的なサイレンが鳴り響くようなトレモロの連続がとてもうるさかったですが、コーダ間近に現れるアルペジォはなんとも美しいと思いましたし、そのままタランテラになだれ込むのがとてもいいと感じます。」(まりあさん)/「歌謡曲のイメージとはかけ離れた非常に神秘的な響きの曲になっていて印象的なのですが、ただ、すこし単純なところが欠点ですね。」(圭さん)/「雨に漏れるような感じの暗い曲で、あまり好きではありませんが、悲しげなメロディは嘆きの歌のようで印象的です。」(加代子さん)/「連結させるためだけに書かれたような作品です。」(小鉄さん)/「不気味なトレモロが好きになれません。しかも、メロディをしっかり歌わせていないので、とても残念な気持ちです。」(ろば〜とさん)/「嫌いです。幽霊が出てくるかのような暗さがあるだけで全然面白くない。」(匿名コメント)



 以上、第1位から第10位まで順に見てまいりました。「イタリア」は後の4曲が、「ヴェネツィアとナポリ」は最終曲「タランテラ」が、それぞれ圧倒的に人気のようです。各曲集の第1曲もこれに並ぶかなと思っていましたが、結果はご覧の通りでした。



 最後に、全体に対するコメントです。

「『イタリア』この曲集をはじめて聴いたとき、甘い響きと宗教的な響きが混じり合ったような不思議な曲ばかりだったので、とても気に入りました。嫌いな曲はまったくありません。リストの激しい感情とやさしく繊細な感情、どちらも感じられる素敵な作品です。
『ヴェネツィアとナポリ』宗教的な響きは感じられないものの、イタリアの旋律を用いたとても華麗な曲が中心となっていて、馴染み易かったです。」(まりあさん)

「全体的に「スイス」よりも、スケールの大きな作品があり、一回聴いただけでは本当の美しさも、楽しさも判らないような作品ばかりで、非常に高度な感じがします。イタリアの情景が目に浮かぶような優雅な曲もあれば、イタリアの作家の情熱を見事に描いた曲もあり、リストは見事に「イタリアらしさ」を描いていると思いました。けっしてシューマンやショパンには真似できないような描写が上手なリストは天才中の天才ですね。」(圭さん)

「「スイス」よりも旋律が美しい曲が勢ぞろいしていると思います。最も美しいのは、「ペトラルカのソネット」、最も素晴らしいのは「ダンテを読んで」だと思います。ただ、「物思いに沈む人」 や「カンツォーネ」 といった、暗くてつまらない旋律の曲もあるのでその点は残念です。」(匿名コメント)

「総合的にはスイスのほうが好きなのでこの曲集はあまり興味を持って聴いたことがなかったのですが、改めて聴いてみるとなかなか面白かったです。この曲集には他の曲にはない『リスト像』が現れている感じがします。」(シギさん)

「やはり私にとって巡礼の年は好みの曲集ではありません。第1年よりは多少聴く頻度も多く、他の巡礼よりは好きではありますが、評価が20以上の曲を稀に取り出して聴いてみるぐらいです。」(HSKさん)



 なお、そぞろごと「巡礼の年第2年」にも関連記事を掲載しております。よろしければご覧ください。


 次回は「巡礼の年第3年」です。知名度はやや落ちると思いますが、この曲集を知っているという方はぜひお願いします。


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